【第11回】ハイヤーセルフ・高次存在とは何か――創造主との違いを整理する

「ハイヤーセルフからメッセージを受け取った」
「天使が見守ってくれている」
「神様とつながる」
スピリチュアルの世界では、こうした言葉をよく耳にします。

でも、ここで一つ疑問があります。
ハイヤーセルフも、天使も、神々も、すべて同じ存在なのでしょうか。
シータヒーリングでいう「すべてなるものの創造主」とは、何が違うのでしょう。

目に見えない世界のことだから、すべて同じようなもの。
何となく「高次の存在」として捉えている方もいるかもしれません。
けれど、シータヒーリングでは、それぞれの存在には異なる性質や役割があると考えます。
ただ高次の存在につながるのではなく、まず第7層の創造主につながり、その視点から必要に応じてほかの層へアクセスしていきます。

今回は、ハイヤーセルフや神々、天使と創造主の違いを整理しながら、シータヒーリングが大切にしている「つながり方」についてお話しします。

→ 第10回 ソウルメイトとは何か――なぜか惹かれる人、深くつながる人

目次

ハイヤーセルフとは、もう一人の自分?

ハイヤーセルフ(Higher Self)は、直訳すると「高次の自己」です。
私たちは普段、さまざまな感情や思考の中で生活しています。

「失敗したらどうしよう」
「人からどう思われるだろう」
「こちらを選んだ方が得かもしれない」
目の前の出来事に意識が向いていると、どうしても視野が狭くなってしまうことがあります。

一方、スピリチュアルの世界では、こうした日常の意識を超えて、より広い視点から自分の人生を見つめる高次の自己があると考えられています。
それがハイヤーセルフです。
自分とはまったく関係のない外側の存在ではなく、自分自身の魂と深く関わるものとして捉えられています。
シータヒーリングでは、ハイヤーセルフは第5層に属する存在と考えられています。
自分自身の高次の側面でありながら、ハイヤーセルフにはハイヤーセルフ自身の視点や意識があります。

ここで大切なのは、
ハイヤーセルフと創造主は、同じではない
ということです。

第7層の創造主は、すべての存在の源であり、ジャッジのない純粋な創造のエネルギーとして説明されています。
自分自身の高次の側面であるハイヤーセルフと、すべての存在の源である創造主。

ここには、明確な違いがあります。
では、天使や神々はどうなのでしょうか。

神々や天使も、創造主と同じではない

私たちは古くから、さまざまな神々や目に見えない存在を大切にしてきました。
日本神道の神々、仏教の仏様。
インドの神々であるシヴァやラクシュミ。
天使や守護天使。
アセンデッドマスターと呼ばれる存在。
それぞれに象徴する性質や役割があり、長い歴史の中で信仰や祈りの対象となってきました。
ただ、これらをすべて「高次存在」とひとまとめにすると、違いが分かりにくくなります。

シータヒーリングでは、宗教神と天使、そして創造主を同じものとして扱いません。
たとえば、シヴァやラクシュミのような宗教神は、第4層に属する存在として説明されます。
一方、天使やアセンデッドマスター、ハイヤーセルフは第5層に属する存在です。

そして、第7層の創造主は、それらとは異なる、すべての存在の源とされています。
この違いを理解するために、シータヒーリングの「存在の7つの層」を見てみましょう。 

存在の7つの層とは?

シータヒーリングでは、存在するものを7つの層という枠組みで捉えています。

第1層|鉱物の世界

地球上のすべての無機物、鉱物やクリスタル、大地などの領域です。

第2層|植物の世界

植物や樹木など、生命を育む有機物の領域です。

第3層|人間や動物の世界

私たち人間や動物が生きる、物質的な世界です。

第4層|スピリットの世界

亡くなった人が行く世界、シヴァやラクシュミなどの宗教神を含む霊的な存在の領域です。

第5層|神聖な存在の世界

天使や守護天使、アセンデッドマスター、ハイヤーセルフなどが属する領域です。

第6層|宇宙の法則の世界

時間や重力など、宇宙のさまざまな法則に関わる領域です。

第7層|すべてなるものの創造主

すべての存在の源であり、純粋な創造のエネルギーとして説明される領域です。
(これはシータヒーリング独自の哲学的・霊的な世界観であり、科学的に実証された宇宙の構造を示すものではありません。)

第7層は「神々より偉い神様がいる場所」ではありません。
第7層の創造主は、特定の姿や人格を持った神様ではなく、すべてを生み出す純粋な創造のエネルギーなのです。では、なぜシータヒーリングでは、まずこの第7層につながるのでしょうか。

なぜ、最初に第7層の創造主につながるのか

シータヒーリングでは、瞑想を通して第7層の「すべてなるものの創造主」につながります。
創造主のエネルギーによってヒーリングが行われます。
ヒーラー自身の力で、相手を変えるのではありません。

目の前に苦しんでいる人がいたら、何とかしてあげたいと思うのは自然なことです。
でも、
「私が治してあげなければ」
「この人には、こうなってほしい」
という思いが強くなると、知らず知らずのうちに自分の判断や期待が入り込むことがあります。

それは、本当にその人が望んでいることでしょうか。
その人にとって、今必要なことなのでしょうか。

シータヒーリングでは、創造主の無条件の愛、ジャッジのない視点で、その人を見ていきます。
自分の価値観で相手を判断するのではなく、創造主につながり、その働きを見届けていきます。

第7層から、第4層や第5層へアクセスする

シータヒーリングでは、第4層に属する宗教神や、第5層に属するハイヤーセルフ、天使、アセンデッドマスターなど、さまざまな存在とも関わっていきます。
それぞれの存在には、異なる性質や役割があります。
大切なのは、その違いを理解したうえで、どこからつながるかということです。

シータヒーリングでは、まず第7層の創造主につながります。
そして、創造主のジャッジのない視点から、必要に応じて第4層や第5層の存在とつながり、ワークを行ったり、メッセージを受け取ったりします。

第7層の創造主の視点から、それぞれの存在と安心・安全に関わっていく。
ここにシータヒーリングの大切な特徴があると感じています。

シータヒーリングでは、まず第7層の創造主につながります。
そして、創造主のジャッジのない視点から、必要に応じて第4層や第5層の存在とつながり、ワークを行ったり、メッセージを受け取ったりします。

第7層の創造主の視点から、必要な存在へ、安心・安全に関わっていくのです。

目に見えない世界だからこそ、曖昧にしない

スピリチュアルというと、何となく神秘的で、感覚に任せた世界をイメージする人もいるかもしれません。
「メッセージが降りてきた」
「高次の存在がそう言っている」
そんな言葉を聞くこともあります。

どこにつながっているのか。
何のために、その存在と関わるのか。
受け取ったメッセージを、どう扱うのか。
そして、自分の願望や思い込みが入り込んでいないだろうか。
そうしたことが大切です。

シータヒーリングには、創造主につながるための瞑想や、思考パターンを掘り下げる質問、クライアントの許可を得て進めるワークなど、学ぶべき方法があります。
だからこそ、私はシータヒーリングを、ただ不思議な体験を求めるものとは考えていません。
目に見えない世界を扱うからこそ、明確な意識と方法を持って関わる。
そこに、このヒーリングの奥深さを感じています。

スピリチュアルは、ふわふわした世界ではない

私は、スピリチュアルを学ぶことは、現実から離れることではないと思っています。
もちろん、目に見えない世界には、科学的に解明されていないことや、個人の体験として受け取る部分もあります。
でも、少なくとも私が学び、実践しているシータヒーリングは、ただ不思議な体験を求めるものではありません。

どこにつながるのか。
どのような意識で関わるのか。
何のためにワークを行うのか。
そして、受け取ったものをどう扱うのか。
そこには、学ぶべき考え方と方法があります。
どれほど深い体験をしたとしても、受け取ったメッセージが、その人の人生を決める絶対的な答えになるわけではありません。

クライアントの人生を決めるのは、ヒーラーではありません。

その人自身です。
本人が何を望み、何を選ぶのか。
そこを尊重することが大前提です。
目に見えない世界を学ぶことと、現実を大切にすることは、決して矛盾しません。

深く学ぶほど、目の前にいる人や、日々の現実を大切にするようになるのではないかと感じています。

つながることの、その先にあるもの

ハイヤーセルフ。
天使や神々。
そして、第7層のすべてなるものの創造主。
それぞれの違いを理解すると、シータヒーリングがなぜ第7層とのつながりを大切にしているのかが見えてきます。

単に高次の存在からメッセージを受け取ることが目的ではありません。

まず第7層の創造主につながる。
そして、そのジャッジのない視点から、必要に応じてほかの層とも関わっていく。
どの存在につながるかだけではなく、どこからつながるのか。
この違いを理解することで、シータヒーリングの世界観が、より明確になるのではないでしょうか。

そして、私がもう一つ大切にしているのは、その学びを実際の人生にどう生かしていくかということです。
目に見えない世界を学びながら、目の前にいる人を大切にする。
特別な力を求めるよりも、自分の判断や思い込みに気づく。
誰かを導こうとするよりも、その人自身の意思と可能性を尊重する。
大切なのは、不思議な体験をすることではなく、その体験を通して、現実をどう生きるか。
そんな在り方をこれからも大切にしていきたいと思っています。

次回はいよいよ、Season2の最終回です。
存在の7つの層、思考パターン、マニフェスト、ソウルメイト……。
これまで一つひとつ見てきたテーマを振り返りながら、
「シータヒーリングは、結局何を大切にしているのか」
その本質について、もう一度考えてみたいと思います。

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この記事を書いた人

頭痛専門 ふうが整体院 頭痛セラピスト
Holistic life Labo UPA-LA セラピスト ヒーラー

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