【第3回】存在の7つの層は「上がるため」のものではない――第7層へ上昇する本当の意味

シータヒーリングでは、瞑想を通して第7層の「すべてなるものの創造主」へ上昇します。
でも、前回お話ししたように、存在の7つの層には、それぞれ異なる性質や役割があり、優劣があるわけではありません。なぜ第7層へ上昇するのでしょうか。
第7層が一番上にあるのは、ほかの層より優れているからなのでしょうか。
「高い層につながるほど、スピリチュアルな能力が高くなる」
そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。
けれど、シータヒーリングでいう「上昇」は、そういう意味ではありません。

今回は、第7層へ上昇することの意味と、存在の層に優劣がないという考え方について、もう少し深く見ていきたいと思います。

目次

7つの層は、存在の優劣を表しているのではない

前回は、シータヒーリングの「存在の7つの層」についてお話ししました。
鉱物や植物、人間や動物、スピリット、天使、宇宙の法則、そして創造主。
シータヒーリングでは、それぞれを異なる性質を持つ領域として捉えています。
ここで大切なのは、数字の大きさが存在の価値を決めるわけではないということです。

たとえば、第1層の鉱物は、第2層の植物より劣っているのでしょうか。
第3層に生きる私たち人間は、第5層の天使より価値の低い存在なのでしょうか。

鉱物には鉱物の性質があり、植物には植物の性質があります。
人間には、身体を持ち、感情を経験し、さまざまな選択をしながら生きる世界があります。
神々や天使にも、それぞれ異なる性質や役割があると考えられています。
7つの層は、どの存在が優れているのかを決めるためのものではありません。
それぞれの存在の違いを理解するためのものなのです。

第7層へ「上昇する」とは?

シータヒーリングでは、特定の瞑想法を用いて、第7層の創造主へ意識を向けていきます。
この過程を「上昇する」と表現します。
ここでいう上昇は、私たち自身が第3層の人間から、より優れた存在へ変わるという意味ではありません。
また、第1層から第6層までを卒業して、第7層へ進化するということでもありません。

第7層の創造主につながるために、意識を向けていく瞑想の過程なのです。

私たちは第3層に生きる人間として、日々の生活を送っています。
食事をしたり、仕事をしたり、人と関わったり。
嬉しいこともあれば、悲しいこともあります。
私たちが、瞑想によって第7層の創造主とのつながりを確立していく。
それがシータヒーリングで行う上昇の瞑想です。

第7層につながることは、人間である自分を否定することでも、今いる世界から離れることでもありません。
第3層に生きる私たちが、第7層の創造主とつながる。

まず、この違いを理解することが大切です。

なぜ、第7層の創造主につながるのか

では、なぜ第7層なのでしょうか。
シータヒーリングでは、第7層の「すべてなるものの創造主」を、すべての存在の源であり、純粋な創造のエネルギーとして捉えています。
特定の姿や人格を持つ神様ではなく、すべての存在を生み出す源です。
そして、シータヒーリングでは、ヒーリングはヒーラー自身の力ではなく、創造主のエネルギーによって行われると考えます。

ヒーラーは、創造主の働きを見届ける存在です。

目の前に苦しんでいる人がいたら、何とかしてあげたいと思うのは自然なことです。
「この人の悩みを解決してあげたい」
「もっと幸せになってほしい」
そうした思いが生まれることもあるでしょう。

でも、そこに自分の価値観や期待が入り込んでしまうことがあります。

「こうなった方が幸せなはず」
「この問題は早く手放した方がいい」
そう思ったとしても、本当にその人が望んでいることなのでしょうか。

シータヒーリングでは、第7層の創造主の無条件の愛、ジャッジのない視点を大切にします。
自分の考える正解を相手に当てはめるのではなく、相手の意思を尊重しながら、創造主の働きを見届けていく。

ヒーラーが相手を変えようとするのではありません。

創造主のジャッジのない視点から、その人自身の意思を尊重し、創造主の働きを見届けていくのです。

第7層につながっても、ほかの層との関わりは続く

第7層の創造主につながることが大切なら、第4層や第5層の存在とは関わらないのでしょうか。

シータヒーリングでは、第7層の創造主につながりながら、第4層の宗教神や、第5層の天使、ハイヤーセルフなど、さまざまな存在とも関わっていきます。
大切なのはその関わり方です。

まず第7層の創造主につながる。
そして、そのジャッジのない視点から、必要に応じてほかの層の存在とつながり、ワークを行ったり、メッセージを受け取ったりします。

どの存在につながるかだけではなく、どこからつながるか。
ここがシータヒーリングの特徴です。

第4層や第5層が劣るのではなく、
それぞれに異なる性質や役割があり、その違いを理解したうえで関わっていきます。

シータヒーリングでは、第7層の創造主を起点とすることで、安心・安全にワークを進めていきます。

これはシータヒーリングの教えに基づく実践上の考え方であり、霊的な領域へのアクセスの安全性が科学的に証明されているという意味ではありません。

高い層につながれる人が、優れているわけではない

スピリチュアルの世界では、ときどき、
「波動が高い人」
「高次の存在とつながれる人」
「特別な能力を持つ人」
といった言葉を耳にします。
そのような表現から、自分にはまだ何かが足りないと感じてしまう人もいるかもしれません。

でも、シータヒーリングでは、第7層の創造主とのつながりを、特別な人だけが持つ能力とは考えていません。
創造主は、一部の人だけに存在するものではないからです。
また、第7層につながることができるからといって、その人がほかの人より優れているわけでもありません。
大切なのは、特別な力を持っていることを証明することではなく、創造主とのつながりを理解し、どのような意識でワークを行うのかということです。
シータヒーリングは誰でも本来持っている直感的能力を使えるようにしていくテクニックです。

私は、スピリチュアルな学びが、人と人との間に優劣を生むものであってほしくないと思っています。
知識が多い人。
経験が長い人。
特別な体験をした人。
もちろん、それぞれに学びや経験の違いはあります。

けれど、それによって人としての価値が変わるわけではありません。

存在の違いを理解することと、存在に優劣をつけることは違います。
7つの層を学ぶときにも、このことを大切にしたいと思います。

第7層につながることは、現実から離れることではない

第7層の創造主につながるというと、どこか遠い、特別な世界へ行くようなイメージがあるかもしれません。
でも、シータヒーリングを実践する私たちは、あくまでもこの第3層で生きています。

目の前には、日々の暮らしがあります。
家族との関係。
仕事での悩み。
人との出会いや別れ。
自分自身の思い込みや、なかなか変えられない習慣。
私たちが向き合っているのは、こうした現実の人生です。

第7層の創造主につながることは、その現実から逃れるためではありません。
シータヒーリングでは、創造主とのつながりを通して、思考パターンへの働きかけや、さまざまなヒーリングを行っていきます。

大切なのは、その経験を現実の生活にどう生かしていくかということです。
目に見えない世界を学ぶことと、目の前の現実を大切にすることは、矛盾しません。

7つの層を理解するということ

シータヒーリングでは、第7層の創造主へ上昇する瞑想を行います。
それは、ほかの層より優れた存在になるためではなく、すべての存在の源である創造主につながり、その視点からヒーリングやワークを行うためです。
そして、必要に応じてほかの層の存在とも関わっていきます。

7つの層を学ぶことは、単に目に見えない世界の知識を増やすことではありません。
それぞれの存在の性質や違いを理解し、どのように関わっていくのかを学ぶことでもあります。

第7層の創造主につながること。
それぞれの層の違いを理解すること。
そして、創造主のジャッジのない視点からワークを行うこと。
この基本を理解すると、シータヒーリングで行うさまざまなワークの意味も、より明確になっていきます。

次回は、シータヒーリングで使われる「3R」について見ていきます。
思考パターンへの働きかけにも関わる3R。
それぞれには、どのような意味があるのでしょうか。
単なる手順として覚えるのではなく、何を目的としているのかを、一つひとつ整理していきたいと思います。

▶︎ Season2第1回
項目は「技法」ではなかった

▶︎ Season2第2回
7つの層とは何か――4つのレベルとの違いと創造主につながる意味

▶︎ Season1第10回
魂レベルとは何か

▶︎ シータヒーリング案内ページ

Season2第3回では、シータヒーリングの7つの層を「上がるための階段」としてではなく、場の質の違いとして見つめ直しました。第7層はジャッジのない安心安全な場であり、創造主につながりながら各層を見ていけることこそが、シータヒーリングの醍醐味であり本質だと感じています。

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この記事を書いた人

頭痛専門 ふうが整体院 頭痛セラピスト
Holistic life Labo UPA-LA セラピスト ヒーラー

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