第5章では、実際に頭痛が変化した方々の体験談をご紹介しています。
今回は「生理前になると頭痛と気持ちの揺れに悩まされていた」Cさんのお話です。
施術を通じて体と心がどのように落ち着きを取り戻していったのか――私自身も強く印象に残ったケースです。
セラピストとして初めてCさんとお会いしたとき、
「頭痛だけでなく気持ちの浮き沈みに振り回されて苦しい」という言葉が印象的でした。
頭痛と心の揺れが重なっていたCさん。
その変化の過程を、今回は丁寧にお伝えしていきます。
生理前の頭痛と気持ちの揺れ
Cさんは30代の女性。生理前になると強い頭痛が出ると同時に、感情のコントロールが難しくなる状態が続いていました。
「ちょっとしたことで怒ってしまう」「涙が止まらなくなる」――そんな気持ちの乱れが起こるたびに、自己嫌悪に陥っていたそうです。
頭痛と気持ちの不安定さが同時に起こるため、家族との関係や仕事にも影響が出ていました。
「自分ではどうしようもできない」「毎月来るのが怖い」と打ち明けてくれました。
他の治療や対処法の限界
これまで婦人科で検査を受けても「ホルモンバランスの乱れ」と言われるだけで、薬での対処が中心でした。
市販薬や鎮痛薬でしのぐものの、根本的な改善には至らず。
「これは体質だから仕方ないのかも」と諦めていたそうです。
「頚椎×硬膜リセット」との出会い
友人の紹介で当院を訪れたCさん。
「頭痛に効くなら」と半信半疑で受けられたのが、頚椎×硬膜リセットでした。
初回の施術では、すぐに痛みが消えたわけではありませんでした。
けれど「頭の重さがスッと抜けた感じがした」「心が少し落ち着いた」という感覚があったと話してくれました。
その小さな変化が、「もしかしたら変われるかも」という希望になったのです。
継続する中で訪れた変化
数回の施術を経て、まず変化が出たのは気持ちの波でした。
「イライラが強まる前に落ち着けるようになった」「涙が止まらなくなることが減った」と実感。
頭痛も以前ほど強くならず、「薬の量が減った」と笑顔で報告してくれました。
さらに10回目を終える頃には、「生理前でも頭痛が軽く、心が安定している」と感じられるように。
「毎月の恐怖がなくなったことが何より嬉しい」と話すCさんの表情は、以前とはまるで別人のように穏やかでした。
なぜ生理前の頭痛と気持ちの揺れが落ち着いたのか?
Cさんの変化には、いくつかの要因が考えられます。
頚椎2番(C2)と硬膜のバランスが整うことで、自律神経が安定。
ホルモンの影響で乱れやすい神経系が落ち着き、頭痛や情緒の不安定さが和らいだのです。
また、首の奥にある後頭下筋群の緊張がゆるむと、脳への血流や脳脊髄液の流れがスムーズになり、体全体が“安心モード”に切り替わります。
結果的に「心の波」が穏やかになり、頭痛も軽くなったと考えられます。
Cさんの言葉
「生理前になると怖いくらいイライラして、家族にあたってしまうのが辛かったんです。
でも今は穏やかに過ごせて、頭痛も軽くなってきました。」
「体だけじゃなく、心も落ち着いてきたのを実感しています。」
「毎月訪れるのが怖くなくなって、本当に救われました。」
まとめ:体と心が落ち着くと頭痛も変わる
Cさんのケースは、頭痛と心のつながりを示してくれました。
生理前の頭痛や気持ちの乱れは「体質だから仕方ない」と思われがちですが、神経と体が整えば変化は十分に起こり得ます。
大切なのは、「私は変われない」と諦めずに、一歩を踏み出すこと。
頭痛と心の不安定さを同時にケアすることが、根本的な改善につながるのです。
もしあなたも、生理前の頭痛や心の揺れに悩んでいるなら――
Cさんのように“落ち着いた自分”を取り戻してみませんか?
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