自律神経を穏やかに整える
「嫌なことがあると頭が痛くなる」「緊張すると首が固まる」——そんな経験はありませんか? 感情は首や神経と深くつながっています。怒りや不安、焦りが高まると交感神経が優位になり、首や肩の筋肉が硬直。とくに頚椎2番(C2)と硬膜に負担がかかりやすく、頭痛や自律神経の乱れとして現れることがあります。
だからこそ、体だけでなく「感情のケア」も欠かせません。本記事では、日常で実践できる3分間のマインドケアをご紹介します。短時間でも、心と神経のバランスはやさしく整います。
感情と自律神経のつながり
自律神経は“心の翻訳者”。不安や緊張は交感神経を通じて筋肉や血管に伝わり、体に反応が現れます。逆に、呼吸や姿勢、言葉が落ち着くと感情も穏やかになります。つまり、心と体は双方向につながっています。首や頭の不調を和らげるには、心へのアプローチも持っておくのが近道です。
3分間でできるマインドケアの基本
- 短くてOK:3分でも脳と神経は整う
- 誰でもできる:道具・場所は不要
- 焦点は「呼吸・感覚・言葉」:この3つに絞る
頚椎×硬膜リセット流・3分間マインドケア法
1分目:呼吸に意識を向ける
- 背もたれにもたれて軽く目を閉じる。
- 鼻から3秒吸い、口から6秒ゆっくり吐く。
- 吐くたびに「緊張が抜けていく」と意識する。
ポイント:吐く息を長めにすると副交感神経が優位になり、首や肩の防御反射が和らぎます。
2分目:身体感覚を観察する
- 首の後ろ・肩・胸の奥を順に「感じて」みる。
- こわばりを見つけたら、吐く息に合わせてふわっとゆるめるイメージ。
「感じる」行為そのものがマインドフルネス。神経の緊張が静まります。
3分目:やさしい言葉をかける
- 心の中で「大丈夫」「安心していいよ」とつぶやく。
- 自分を責める言葉は避け、安心のフレーズを選ぶ。
脳は言葉を“現実”として受け取ります。やさしい言葉は自律神経の安定に直結します。
おすすめの実践タイミング
- 朝、気分が不安定なとき
- 仕事や家事の合間にイライラ・緊張を感じたとき
- 人前に出る直前の切り替え
- 夜、考えごとで眠れないとき
どの場面でも3分の区切りを作るだけで、心身がリフレッシュします。
効果を高める工夫
- アロマ:ラベンダー/ベルガモットで安心感UP
- 音楽:自然音やゆったりBGMで背景ノイズを整える
- 書き出し:感情をノートに吐き出し、思考を整理
施術(頚椎×硬膜リセット)と組み合わせると、体と心の両面から整いやすくなります。
まとめ:感情を整えると神経も整う
感情のリセットは、神経のリセット。わずか3分でも首や肩の緊張がふっとゆるみ、心も穏やかになります。大切なのは短くても続けること。今日から日常に取り入れてみましょう。
次回予告
第42回は「セルフケアを“続ける”コツとマインドセット」。続ける仕組みを整え、無理なく習慣化するポイントをお伝えします。
ご案内
本記事で紹介したケアは、ご自身でできる簡単な方法です。より深い改善や再発予防を目指す場合は、当院の「頚椎×硬膜リセット」セラピーをご活用ください。
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