【第17回】“揺らぎ”の中で回復する心〜感情・自律神経・エネルギーの繋がりを読み解く〜”

目次

涙があふれるのは、心が緩んでいる証拠

「最近なぜか涙が出るようになった」
「頭がスッキリしただけでなく、気持ちも軽くなった」
「モヤモヤしていた感情が静かに流れていった感じがする」

これは「頚椎×硬膜リセット」セラピーを受けた後、多くの方からいただく感想です。
この施術は単に首や頭の緊張を緩めるだけでなく、心の奥にしまわれた感情の滞りにもやさしく働きかけます。

交感神経と副交感神経のバランス

慢性的なストレスや不安によって、私たちの体は常に“戦闘モード”になりがちです。
これは交感神経が優位な状態で、緊張・血管収縮・睡眠の質の低下などを招きます。

一方、体が安心・安全を感じると、副交感神経が働き始めます。呼吸が深まり、血流が良くなり、感情も穏やかになります。

C2をそっと支えることで、防御反応が解け、副交感神経が優位になり、深い安定や感情の解放が促されます。

感情は“身体”に宿る

東洋医学では「怒りは肝、悲しみは肺、恐れは腎」とされ、感情は内臓と深く関係しています。
最新の神経科学でも「感情は身体感覚と密接に結びついている」ことが示されています。

つまり感情は“頭の中”だけでなく身体全体で感じられているのです。
体が整えば、抑え込まれた感情が自然に解放されることもあります。

C2アプローチで感情が解ける理由

頚椎×硬膜リセットで行うC2支え圧は、神経系や硬膜、感情の“ストックポイント”に優しく触れます。

「ただ支えるだけ」で変化が起こるのは、神経系が安全を感知し、その情報が全身に広がるからです。
施術中に涙が出たり、過去の記憶がふと浮かぶのは、心が自然に緩んでいる証拠です。

“場”と“意識”が治癒を深める

身体と心を整える施術では、技術だけでなく場の安心感施術者の在り方が重要です。

呼吸が整い、空間が静まり、信頼関係が築かれることで、防御から受容へとモードが切り替わります。
これはオステオパシーやバイオダイナミクスで語られる共鳴の力でもあり、C2への優しいタッチはその“起点”となります。

まとめ:統合されるこころとからだ

心と体は別々ではなく、常に影響し合っています。体が整えば心も整い、心が整えば体も整う。
頚椎×硬膜リセットは、その循環の扉を開くアプローチです。

一人ひとりの内側にある「本来の安らぎ」へ戻っていく時間――それが、感情・自律神経・エネルギーが繋がるときの癒しです。

次回予告

【第18回】“治る”とはどういうことか?〜症状が消えることと、癒されることの違い〜をお届けします。

ご案内 ― 感情・神経・エネルギーのつながりを体験してみませんか?

頚椎×硬膜リセットは、感情・自律神経・エネルギーの調和を促し、心と体の統合をサポートするセラピーです。
初めての方も安心して受けられる体験セッションをご用意しています。

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この記事を書いた人

頭痛専門 ふうが整体院 頭痛セラピスト
Holistic life Labo UPA-LA セラピスト ヒーラー

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