涙があふれるのは、心が緩んでいる証拠
「最近なぜか涙が出るようになった」
「頭がスッキリしただけでなく、気持ちも軽くなった」
「モヤモヤしていた感情が静かに流れていった感じがする」
これは「頚椎×硬膜リセット」セラピーを受けた後、多くの方からいただく感想です。
この施術は単に首や頭の緊張を緩めるだけでなく、心の奥にしまわれた感情の滞りにもやさしく働きかけます。
交感神経と副交感神経のバランス
慢性的なストレスや不安によって、私たちの体は常に“戦闘モード”になりがちです。
これは交感神経が優位な状態で、緊張・血管収縮・睡眠の質の低下などを招きます。
一方、体が安心・安全を感じると、副交感神経が働き始めます。呼吸が深まり、血流が良くなり、感情も穏やかになります。
C2をそっと支えることで、防御反応が解け、副交感神経が優位になり、深い安定や感情の解放が促されます。
感情は“身体”に宿る
東洋医学では「怒りは肝、悲しみは肺、恐れは腎」とされ、感情は内臓と深く関係しています。
最新の神経科学でも「感情は身体感覚と密接に結びついている」ことが示されています。
つまり感情は“頭の中”だけでなく身体全体で感じられているのです。
体が整えば、抑え込まれた感情が自然に解放されることもあります。
C2アプローチで感情が解ける理由
頚椎×硬膜リセットで行うC2支え圧は、神経系や硬膜、感情の“ストックポイント”に優しく触れます。
「ただ支えるだけ」で変化が起こるのは、神経系が安全を感知し、その情報が全身に広がるからです。
施術中に涙が出たり、過去の記憶がふと浮かぶのは、心が自然に緩んでいる証拠です。
“場”と“意識”が治癒を深める
身体と心を整える施術では、技術だけでなく場の安心感や施術者の在り方が重要です。
呼吸が整い、空間が静まり、信頼関係が築かれることで、防御から受容へとモードが切り替わります。
これはオステオパシーやバイオダイナミクスで語られる共鳴の力でもあり、C2への優しいタッチはその“起点”となります。
まとめ:統合されるこころとからだ
心と体は別々ではなく、常に影響し合っています。体が整えば心も整い、心が整えば体も整う。
頚椎×硬膜リセットは、その循環の扉を開くアプローチです。
一人ひとりの内側にある「本来の安らぎ」へ戻っていく時間――それが、感情・自律神経・エネルギーが繋がるときの癒しです。
次回予告
【第18回】“治る”とはどういうことか?〜症状が消えることと、癒されることの違い〜をお届けします。
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