セラピーが終わったあとこそ“本番”です
「施術が終わったら、もう頭痛は出ないの?」そんな質問をいただくことがあります。
たしかに「頚椎×硬膜リセット」セラピーで、体の深い緊張が緩み、自然な呼吸や重心が戻ることで頭痛が消える方は多くいます。しかし、施術は“ゴール”ではなく“スタート”でもあります。本当の変化は、日常の中で「どう自分を整えていくか?」にかかっています。
目次
再発を防ぐ3つの視点
1. 身体的な整え方
- 立ち方・座り方・歩き方のクセを見直す
- 呼吸が浅くないか、頭の位置が前に出ていないか確認する
- C2に負担をかけない「重心の軸」を意識する
2. 精神的な整え方
- 我慢や過剰な責任感が自分を縛っていないか気づく
- 「もっと楽でいいんだよ」と自分に許可する
- 感情を抑えず、感じきることを大切にする
3. エネルギー的な整え方
- “気が疲れる場所”から距離を取る
- 自然や静かな場所で五感を休める
- 1日のうちに「余白」の時間をつくる
セルフケアで意識したい習慣ベスト5
- 朝の首ストレッチ+深呼吸で1日をスタート
- デスクワーク中は1時間に1回、首をゆるめる時間をとる
- 就寝前はスマホ断ち+照明を落として心身を休める
- 首に「ありがとう」と声をかけるマインドタッチ
- 月1回はプロケアや自然の中で過ごす「自分メンテナンス」
不調のサインに気づく感覚を育てる
頭痛には必ず“予兆”があります。
- 呼吸が浅くなる
- 目がしょぼしょぼする
- 首の左右差を感じる
- 「なんか疲れた」と思う
こうした小さな変化に気づくことが、最大の予防になります。この感覚は、施術で高まった身体の繊細さによって育まれます。
まとめ:整え方は、あなたの中にある
「また頭痛が戻るかも…」という不安は必要ありません。あなたの体は、施術を通して“整う感覚”を思い出しています。
それを日常で少しずつ自分の力で保つこと。それが再発しない体と心を育てるカギです。
次回予告
【第13回】“支える人”のためのセルフケア 〜施術家・医療従事者・家族が疲れすぎないために〜
施術やサポートをする立場の人が、疲れや不調を防ぐためのセルフケアの考え方と方法をお伝えします。
ご案内
「頚椎×硬膜リセット」セラピーは、頭痛の根本改善を目指し、体・心・エネルギーのバランスを整えるオリジナルアプローチです。 慢性頭痛でお悩みの方や、再発を防ぎたい方におすすめです。
当院では、施術だけでなく、日常でのセルフケアや整え方も丁寧にお伝えしています。 「今の状態をキープしたい」「もっと楽に過ごせる体を育てたい」という方は、ぜひ一度ご体験ください。