“支えただけ”なのに、なぜ涙が出るのか?
あるクライアントさんは、C2を支えた瞬間に静かに涙を流されました。
「何も考えていなかったのに、すーっと涙が出てきたんです」
「頚椎×硬膜リセット」セラピーでは、こうした“身体の奥からの反応”がよく起こります。
今回は実際のセッション事例から、どのように体と心が変化していくのかをご紹介します。
事例1:20年来の片頭痛と不眠を抱えていた40代女性
週に3〜4回は頭痛薬が欠かせず、寝つけない日が続いていた方。
初回は「身体がふわっと浮くような不思議な感覚」を体験し、3回目には「薬なしで過ごせた日があった」と驚かれました。
6回目には「夜、自然に眠れるようになった」とご報告。
この変化は、C2による自律神経の安定と深い筋膜の緩和が、睡眠と痛みの改善に働いたと考えられます。
事例2:姿勢の崩れと倦怠感があった50代男性
猫背気味で背中に重さを感じていた方。施術中は無言でしたが、終了後に「何かスイッチが入ったように呼吸が深くなった」と一言。
翌週には「階段を上るのが楽になった」と話され、姿勢も明らかに変化。
C2を通じた脊柱アライメントの再構築と、横隔膜の活性化が全身のエネルギー回復を促した例です。
“ゆるむ”とは、エネルギーが巡りはじめること
頚椎2番は、構造的な中心であり、感情・神経・エネルギーの“交差点”。
そこが優しく支えられると内側からゆるみが起こり、本来の流れに戻ろうとする力が働きます。
それは頭痛だけでなく、姿勢・呼吸・気分・意欲にまで広がります。
まとめ:変化の兆しは、そっと現れる
回復の兆しは大きな音ではなく、静かな気づきとして訪れます。
「なんとなく身体が軽い」「前よりイライラしなくなった」「ふと深呼吸していた」——そんな小さな変化こそ、全体の調整が進んでいる証です。
次回予告
【第8回】セルフケアと意識の持ち方:統合を育てる“日常の整え方”
▶ 次の記事を読む
ご案内
頚椎×硬膜リセットは、頭痛や心身の深い緊張に悩む方にこそ体験してほしいケアです。
安心・共鳴・Stillnessから、あなた本来のリズムを取り戻しましょう。