「色々試したけれど、頭痛だけは良くならなかった」——そんな方へ。
マッサージ、整骨院、鍼、電気治療…。
それでも頭痛がずっと残っている方は少なくありません。
頚椎×硬膜リセットセラピーを受けたあと、
「なぜかスッと頭が軽くなった」「今までとまったく違う」
と驚かれることがよくあります。
では、何が違うのでしょうか?今回は他の施術との違いをやさしくご説明します。
矯正でもほぐしでもない「支え圧」というアプローチ
この施術は、首の骨を支えることに特化しています。
ボキッと鳴らす矯正や、強く押すマッサージは行いません。
頚椎2番(C2)にそっと触れ、静かに支えることで、骨・筋膜・神経系が自ら調整を始めます。
この「支え圧」の考え方は、オステオパシーやクレニオセイクラルセラピー(CST)にも通じる、とても繊細で本質的なアプローチです。
オステオパシーやCSTの理論を活かした独自手法
頚椎×硬膜リセットは、オステオパシーの「身体は一つのユニットとして自己調整する」という原則や、CSTの「硬膜リズム」や「静けさ(Stillness)」へのやさしい響き合いを取り入れています。
しかし、施術の主軸はあくまでC2支え圧。
解剖学や神経生理学に基づきながら、身体が「自ら戻りたくなる空間」をつくることを大切にしています。
これはマニュアル的な手技ではなく、身体との対話に近いものです。
鍼灸・理学療法との違い
鍼灸や理学療法では、筋肉や経絡、運動機能の改善など、より局所的・機能的なアプローチを行うことが多いです。
痛みのある部位に直接アプローチし改善を図ります。
一方頚椎×硬膜リセットは、「原因は別の場所にあるかもしれない」という視点を持ちながら行います。
首を支えるだけで腰がゆるむ、目がすっきりする…
これは全体性に働きかけているからです。
深くてやさしい施術が持つ本質的な力
“何もしないこと”が、実は一番深く届くこともあります。
身体には自ら回復する知性と力が備わっており、私はそのスイッチを邪魔せず、そっと押すだけ。
頚椎×硬膜リセットは、ただラクにするだけでなく、「生きやすさ」を取り戻すためのセッションです。
それが他の手技との最大の違いであり特徴です。
まとめ:必要なのは強い刺激ではないかもしれません
さまざまな施術を受けても改善しなかった方にこそ体験してほしい。
“やさしい”は“浅い”ではなく深く届くということ。
この静かな手技があなたの身体と心にどんな変化をもたらすのか、ぜひ感じてみてください。
次回予告
次回は「なぜ“支えるだけ”で頭痛が改善するのか?」を神経・膜・呼吸の視点からお伝えします。
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頑張る日々の中で、知らず知らず首や頭に力が入っていませんか?
「頚椎×硬膜リセット」は、ただ静かに、やさしく体に寄り添う施術です。ご自身のペースで変わっていく体を、一緒に見守っていきましょう。