【第3回】「感情・東洋医学・エネルギー」から読み解くC2の役割〜見えない世界とつながる“首の奥”の不思議な力〜

その首の緊張、もしかすると感情が関係しているかもしれません。

肩や首に、何もしていないのに強いこわばりを感じることはありませんか?
「仕事や育児、人間関係でイライラや不安をためこんでしまう」——そんなとき、身体のどこかに感情が溜まっていることがあります。
とくには、感情の出口がふさがれやすい場所です。

私が行っている頚椎×硬膜リセットセラピーでは、首にふれると涙がこぼれる方がいます。
言葉にできなかった気持ちが、安心とやさしい共鳴の中で溶け出す。それは、感情と身体が深くつながっている証拠です。

目次

東洋医学の視点:肝・胆・胆経と首の関係

東洋医学では、怒りや抑圧された感情はに影響するとされます。肝は全身の気を巡らせる“疏泄”の働きを担い、滞ると首や肩の緊張、頭痛が現れることがあります。

また胆経はC2付近から耳の後ろを通り、肩〜脇〜脚へと広がります。C2にやさしくアプローチすることで、胆経の流れが整い、全身の気の巡りがスムーズになる可能性もあります。

首は陰陽の境界でもあり、“思考”と“身体”が交差する象徴的な場所。体調と感情のバランスを保つ重要なポイントです。

チャクラとエネルギー体から見たC2

C2は喉の後ろ、第5チャクラ(表現)と第6チャクラ(直感)の間に位置します。喉チャクラは「本音を表現する力」と関係し、抑圧された思いや言えなかったことが滞ると首が硬くなります。

また、エネルギー体(オーラ)やナディ(気の通り道)も首周囲で交差するとされ、感情を抑えることがエネルギーの滞りとなり、首まわりの違和感として現れることがあります。

施術現場でのエピソード:感情の解放

「触れられただけで涙が止まらなかった」
「子どもの頃の思い出がふっと浮かんできた」

これは実際に施術でよく起こることです。
頚椎×硬膜リセットは強く押したり揉んだりせず、やさしく首を支えるだけ。
その静かな時間の中で心身がふわりと緩み、閉じ込めていた感情が動き出すのです。

C2支え圧が感情とエネルギーに働きかける理由

C2は神経・筋膜・自律神経系、そして気や感情の流れにも関係する繊細なポイントです。
やさしく支えることで脳は「安心した」と認識し、副交感神経が優位になって自己調整力が働き始めます。

オステオパシーやクレニオセイクラルセラピーでも重視される「Stillness(静けさ)」の中で、身体は自然にバランスを取り戻します。

まとめ:C2は心の“緊張スイッチ”

頚椎×硬膜リセットは、首=感情とエネルギーの交差点にアプローチし、全身と心に変化を促します。
頭痛を和らげるだけでなく、自分の中の“本当の声”に気づく時間として、多くの方に届けたい手技です。

次回予告

次回は「頚椎×硬膜リセット」セラピーが、他の施術と何が違うのかをお伝えします。
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頑張る日々の中で、知らず知らず首や頭に力が入っていませんか?
「頚椎×硬膜リセット」は、ただ静かに、やさしく体に寄り添う施術です。ご自身のペースで変わっていく体を、一緒に見守っていきましょう。

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この記事を書いた人

頭痛専門 ふうが整体院 頭痛セラピスト
Holistic life Labo UPA-LA セラピスト ヒーラー

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